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品質工学会誌(2015年8月号) |
2015年8月15日 05時30分 |
長野県品質工学研究会
2015年5月15日(金)、本年度の総会および特別講演会を長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。
【総会】
平成26度の事業報告および平成27年度の事業計画が承認された。本年度の会員数は9(正会員:6、特別会員:3)である。開催日程(原則として毎月第2木曜日)は、全11回(5/15、6/11、7/10、8/20、9/10、10/8、11/12、12/10、1/14、2/18、3/10)を予定している。活動内容は、「事例発表(会員の持ち回り)」、「共通テーマのディスカッション」、「合同研究会」および「特別講演会」である。
【特別講演会】
演題:「富士ゼロックスでの品質工学推進活動についての紹介」および「長野県品質工学研究会との意見交換」
講師:齊藤潔氏(品質工学会長)
内容:富士ゼロックスでの品質工学導入の歴史を含め、詳細にご説明いただいた。2003年の論文を元に、地道に継続してきたことが品質工学が根付いたポイントであるとのことで、大変参考になる内容であった。続いて、地方研究会との意見交換ということで、学会を活性化させるためのディスカッションを行った。
2015年6月11日(木)、第2回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に示す事例発表および共通テーマについてディスカッションした。
【事例発表】
「推定値と確認値は一致しない」 ((有)増田技術事務所 増田雪也)
要因効果図の信頼性は利得でチェックするが、なぜ推定値と確認値で直接比較しないのかを解説した。
【共通テーマ】
「品質工学学習教材 コマ実験セット」
品質工学の学習教材である「コマ実験セット」について、説明書に基づき実験を行った。その結果、参考データに比べて利得の再現性が低かった。データを解析すると実験の繰り返しのばらつきがやや大きい事が原因と思われた。今後は、影響の大きい誤差因子の選択やコマを回す装置の治具形状の検討などを課題として活動を行う。
((有)増田技術事務所 増田雪也 記)
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