長野県品質工学研究会
2006年5月18日(木)、本年度の総会および第1回研究会(特別講演会)を長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。 総会では、昨年度の事業報告および今年度の事業計画が承認された。今年度の会員数は16(正会員:13、顧問:1、特別会員:2)になった。開催日程は、全11回(5/18、6/8、7/20、8/24、9/21、10/19、11/16、12/21、1/18、2/15、3/9)を予定している。活動内容は、「事例発表(会員の持ち回り)」、「共通テーマのディスカッション」および「特別講演会(年2回)」である。
特別講演会では、アングルトライ(株)の手島昌一氏に、MTシステムについて講演をお願いした。工夫を凝らしたプレゼンは大変わかりやすく、MTシステムの概要とメリットを簡単に紹介していただいた。手島氏の開発したMT用ソフトも披露され、多くの会員がその使い勝手の良さと計算スピードの速さに魅力を感じた。
2006年6月8日(木)、第2回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に示す3つの事例発表(QES2006で研究会会員の発表するテーマ)および共通テーマについてディスカッションした。
【事例発表】
(1)「女子プロゴルフの獲得賞金予測の比較」 (KOA(株) 守谷敏)
(2)「バーフロー金型における射出成形条件の最適化」(日精樹脂工業(株) 常田聡)
(3)「直動滑り摩擦における摺動特性の研究」(日精樹脂工業(株) 三浦克朗)
【共通テーマ】
・「パラメータ設計でゴルフのパターを作る」
・「MT」
・「モータの電力評価」
※会員は上記の3テーマに分かれ、各テーマで1年間共通テーマに取り組む予定である。
((有)増田技術事務所 増田雪也 記)
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