NQES blog
NQESのホームページはこちらです。
新着アーカイブ
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2024年2月&3月)
(2024/4/3 10:22)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年12月&2024年1月)
(2024/1/22 11:33)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年10月&11月)
(2023/11/27 10:14)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年8月&9月)
(2023/9/27 12:55)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年6月&7月)
(2023/7/25 08:05)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年4月&5月)
(2023/5/25 08:07)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年2月&3月)
(2023/3/21 09:53)

新着コメント
▼品質工学会誌(2006年8月号)
by サステナブル (02/25)
▼品質工学会誌(2008年4月号)
by 濱田 郁郎 (05/13)

新着トラックバック
新着トラックバックはありません

品質工学会誌(2019年10月号)
長野県品質工学研究会
 2019年6月14日(金)に2019年度第2回研究会を塩尻インキュベーションプラザ(長野県塩尻市)にて開催した。以下に示す3つの事例発表についてディスカッションした。
【事例発表】
1.「実験計画法について」 ((株)サンコー 井上貴裕)
金属プレスの穴あけ加工時にせん断を長くする最適条件を,L9直交表による実験で求めた。発表後のディスカッションで,使用した因子に金型の摩耗を意味するものが含まれており,それをノイズとすれば,生産を考慮した品質工学的アプローチに路線変更可能とのアドバイスを受けた。
2.「2018年度 NT/C品質工学活動報告」 (日本電産(株) 三宅拓郎)
品質工学に関する、昨年度の社内での活動状況を報告した。また活動の1事例として、接着剤塗布量のばらつき改善の評価結果について報告した。過去の評価、経験等から影響がありそうなパラメータを抽出し、L8直交表を用いて影響度を確認した。結果、塗布機の違いが最もばらつきに影響することが判明した。研究会メンバーより、次のステップとして、塗布機自体に注目してパラメータ設計を実施、改善を進めてはどうか、また今回は塗布量一定の静特性として評価しているが、塗布量を変更して、動特性として評価するのもよい等、貴重な意見をいただいた。いただいた意見を参考に、内部での活動に反映していく。
3.「T法を用いたソフト評価時間予測 進捗報告」 (日置電機(株) 高橋博之)
T法によるソフト評価時間予測ついて、一定の効果が得られる見通しがついたため、社内での運用を開始した。ソースコードを流用して開発したソフトの見積りについて、流用の度合により、誤差が大きくなる懸念がある旨、相談させていただいたところ、現行の全ソース行数の他に、流用したコード行数の情報を付加する方法を提案いただいた。今後、社内の仕組みへ展開する。

 2019年6月14日(金)に品質工学導入講習会(出席者:27名)を塩尻インキュベーションプラザ(長野県塩尻市)にて開催した。
1 主催者あいさつ、品質工学の概要説明
2「パラメータ設計の基本的考え方」(有)増田技術事務所 増田雪也
3「MTシステムの基本的考え方」東京エレクトロンテクノロジーソリューションズ(株) 中山博之
4「オンライン品質工学の考え方」信州大学 岩下幸廣
5「長野県品質工学研究会の紹介」長野県品質工学研究会事務局 児野武郎
6「品質工学本格導入のためのセミナー・講演会について」公益財団法人長野県テクノ財団

 2019年7月12日(金)に2019年度第3回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子・航空技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に示す3つの事例発表および共通テーマについてディスカッションした。
【事例発表】
1.「板金プレスの特殊加工における生産条件」 ((株)サンコー 井上貴裕)
材料板厚に対するせん断長の比率が、従来より高いことを特徴とする板金プレス特殊加工において、生産の最適条件を求める作業の進捗状況を報告。金型の摩耗を疑似的に再現する方法や、実験データの処理方法について数多くのアイディアを得た。
2.「画像処理へのMT法適用検討」 (日本電産サンキョー(株) 中西徹)
画像処理にMT法を適用するにあたり、社内教育資料として、”間違い探し”をMT法で試してみた。実際にカメラを使った画像処理を想定し、元画像の位置精度や明るさを変えた画像50枚と、5か所の間違いがある1枚の画像を用意した。単位空間は元画像50枚としたが、何処に間違いがるのかを調べるために、画像を5分割し、それぞれの場所で単位空間を作成した。特徴化は、画像の重心(X,Y,Z)の3項目で行った。その結果、微小な画像の変化には不向きでは有るが、たった3項目でもかなりの判別が出来る事が判り、特徴化の方法としての重心監視の有効性を確認出来た。また、微小な画像の違いの判別を行うために、分割数を増やす事で十分対応出来るものと考える。
【共通テーマ】
「BNCケーブルの機能性評価」
BNCコネクタの機能性評価を実施した事例について、これまでの経過と解析結果を整理して報告し、以下の内容について、ディスカッションをおこなった。
・動特性として評価できないか(入出力を電流・電圧にする)
・L8直交表の使用
・繰り返しのデータを平均化せず生データで計算する
・誤差成分をさらに分解したほうが良い
・サンプルによってノイズの影響の仕方が違う
・実験サンプル数について
・実験の際の配線抵抗の影響について
・要因効果図の信頼性と確認実験の必要性について
((有)増田技術事務所 増田雪也 記)

 
コメント(0) / トラックバック(0)品質工学会誌の広場の記事
2019年10月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリー
活動報告(21)
お知らせ(1)
品質工学会誌の広場の記事(85)

月別アーカイブ
2024年04月(1)
2024年01月(1)
2023年11月(1)
2023年09月(1)
2023年07月(1)
2023年05月(1)
2023年03月(1)
2023年01月(1)
2022年11月(1)
2022年09月(1)
2022年07月(1)
2022年05月(1)
2022年03月(1)
2022年01月(1)
2021年11月(1)
2021年09月(1)
2021年07月(1)
2021年05月(1)
2021年03月(1)
2021年01月(1)
2020年11月(1)
2020年08月(1)
2020年06月(1)
2020年04月(1)
2020年02月(1)
2019年12月(1)
2019年10月(1)
2019年08月(1)
2019年06月(1)
2019年05月(1)
2019年02月(1)
2018年12月(1)
2018年10月(1)
2018年08月(1)
2018年06月(1)
2018年04月(1)
2018年02月(1)
2017年12月(1)
2017年10月(1)
2017年08月(1)
2017年06月(1)
2017年04月(1)
2017年03月(1)
2016年12月(1)
2016年10月(1)
2016年08月(1)
2016年07月(1)
2016年05月(1)
2016年02月(1)
2015年12月(1)
2015年11月(1)
2015年08月(1)
2015年06月(1)
2015年05月(1)
2015年02月(1)
2014年12月(1)
2014年10月(1)
2014年08月(1)
2014年06月(1)
2014年04月(1)
2014年02月(1)
2013年12月(1)
2013年10月(1)
2013年08月(1)
2013年06月(1)
2013年04月(1)
2013年02月(1)
2012年12月(1)
2012年10月(1)
2012年09月(1)
2012年07月(1)
2012年04月(1)
2012年02月(1)
2011年12月(1)
2011年10月(1)
2011年08月(1)
2011年06月(1)
2011年04月(1)
2011年02月(1)
2010年12月(1)
2010年10月(1)
2010年08月(1)
2010年05月(1)
2010年04月(1)
2010年02月(1)
2009年12月(1)
2009年10月(1)
2009年08月(1)
2009年06月(1)
2009年04月(1)
2009年02月(1)
2008年12月(1)
2008年10月(1)
2008年08月(1)
2008年06月(1)
2008年04月(1)
2008年02月(1)
2007年12月(1)
2007年11月(1)
2007年08月(1)
2007年07月(7)