NQES blog
NQESのホームページはこちらです。
新着アーカイブ
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2024年8月&9月)
(2024/9/27 09:14)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2024年6月&7月)
(2024/7/28 08:51)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2024年4月&5月)
(2024/5/27 16:12)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2024年2月&3月)
(2024/4/3 10:22)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年12月&2024年1月)
(2024/1/22 11:33)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年10月&11月)
(2023/11/27 10:14)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年8月&9月)
(2023/9/27 12:55)

新着コメント
▼品質工学会誌(2006年8月号)
by サステナブル (02/25)
▼品質工学会誌(2008年4月号)
by 濱田 郁郎 (05/13)

新着トラックバック
新着トラックバックはありません

長野県品質工学研究会の活動報告(2022年2月&3月)
長野県品質工学研究会
 2022年2月10日(木)に2021年度の第10回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子・航空技術部門(長野県岡谷市)およびオンライン(Webex)にて同時開催した。(参加者:15名)
以下に示す2つの事例発表についてディスカッションした。
【事例発表】
1.「品質工学で直交表の実験をやると、なぜ確実にアウトプット(成果)が出るのだろうか?(第2報)」 ((有)増田技術事務所 増田雪也)
L9直交表で使った場合、2因子間の組合せは1組しか出現しない。4つの制御因子の内、ある2因子間の組合せが「最適」で、残りの2因子間の組合せが「最悪」だった場合がたまたま同一行に出現すると、「最適」と「最悪」が打ち消しあってしまうことになる。しかし、L18直交表では、2因子間の組合せが2組出現するため、上記のような可能性は低くなる。よって、L9直交表よりはL18直交表のモアベターである。
2.「絞り加工に適したプレスモーションの選定」 ((株)サンコー 井上貴裕)
絞り加工を行う際のプレスモーションの最適化にパラメータ設計を活用した事例を報告。
絞り加工における板厚減少量が小さくなるモーションを良いモーションと定義し、望小特性のSN比で評価。得られた最適条件と現行条件で実際に加工を行い比較したところ板厚減少量に大きな改善が見られた。

 2021年2月10日(木)、品質工学実践交流大会を長野県工業技術総合センター精密・電子・航空技術部門(長野県岡谷市)およびオンライン(Webex)にて同時開催した(参加者:23名)。内容は以下の通りである。
1)あいさつ 長野県品質工学研究会 会長 兒玉光
2)品質工学の実践事例(3件)
「パラメータ設計による絞り加工に適したプレスモーションの選定」(株)サンコー 井上貴裕
「MTシステムを用いたボルトの緩み検出」長野県工業技術総合センター 古布諭
「RT法による文字認識」長野県工業技術総合センター 児野武郎
3)特別講演会「儲ける品質工学の活用 ~パラメータ設計や機能性評価、MT 法もあるけど、オンライン品質工学も忘れずに~」YKK(株)テクノロジーイノベーションセンター 技術戦略推進室 畠山鎮

 2022年3月11日(金)に2021年度の第11回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子・航空技術部門(長野県岡谷市)およびオンライン(Webex)にて同時開催した。(参加者:10名)
以下に示す6つの事例発表についてディスカッションした。
【事例発表】
1.「品質工学で直交表の実験をやると、なぜ確実にアウトプット(成果)が出るのだろうか?【第1報の修正版】」((有)増田技術事務所 増田雪也)
以前に報告した内容について訂正箇所が見つかったため、訂正箇所とその理由を説明した。
2.「効率良く交互作用を見つける!そして利用する!(交互作用を敵視するのはヤメヨウ!)」((有)増田技術事務所 増田雪也)
「制御因子間の交互作用の大小関係」と「直交表と一因子実験の比較」について検証した。その結果、直交表は、制御因子間の交互作用の大小に関係なく、2因子間の最適な組合せが求まる。一方、一因子実験では、交互作用が大きい場合は最適な組合せが求まらない。
3.「MT法の最適化(1)」(信州大学 岩下幸廣)
画像処理データのMT法解析において、基準データで同じ数字だけの項目や多重共線性などのために計算が出来ないことがある。そこでエリアでの平均化、重心処理などのよって判別精度を上げられないか、数字やひらがなの画像を例に、処理方法を検討した。
4.「生産マシンの不具合改善」(伊藤哲也)
生産機の不具合検出に、MT法が活用できないか検討を実施。
データ処理をした結果、今回検討に使用した評価特性・方法では、判別が難しい事が分かった。
また、基準の評価が出来ていなかった為、評価方法の指導をして頂いた。
今後の活動として、評価方法の見直しを行い再評価と、基準評価方法について学習を行い知見を深める。
5.「T法でも区間推定できるもん 〜ベイズ+MCMC法〜」(長野県工業技術総合センター 古布諭)
T法で得られる予測結果は、通常点推定となる。そこで、T法の計算式に、ベイズ統計とMCMC法を用いることで、予測結果が区間推定(信用区間)となることを確認した。
6.「品質工学(社内勉強会)」(日本電産(株) 塚本ちさと)
社内勉強会で品質工学を知って頂くための資料を見て頂き、皆様からアドバイスを頂きました。

 2022年3月18日(金)、4県品質工学合同研究会をオンライン(主催は埼玉)にて開催した。(オンライン参加者:確認中)
 合同研究会とは、品質工学フォーラム埼玉(埼玉)、北陸品質工学研究会(富山、石川、福井)、山梨県品質工学研究会(山梨)、長野県品質工学研究会(長野)の合計4地区の地方研究会が、年1回各研究会持ち回りで開催しているイベントである。今回の合同研究会の内容については、品質工学フォーラム埼玉(https://ameblo.jp/qef-saitama/)から詳しい内容の報告があると思うが、「事例研究」や「フリー討論(研究会の活性化策など)」など非常に充実した内容であった。なお、2022年は山梨、2023年は長野での開催を予定している。
((有)増田技術事務所 増田雪也 記)

 
コメント(0) / トラックバック(0)活動報告
2022年3月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリー
活動報告(24)
お知らせ(1)
品質工学会誌の広場の記事(85)

月別アーカイブ
2024年09月(1)
2024年07月(1)
2024年05月(1)
2024年04月(1)
2024年01月(1)
2023年11月(1)
2023年09月(1)
2023年07月(1)
2023年05月(1)
2023年03月(1)
2023年01月(1)
2022年11月(1)
2022年09月(1)
2022年07月(1)
2022年05月(1)
2022年03月(1)
2022年01月(1)
2021年11月(1)
2021年09月(1)
2021年07月(1)
2021年05月(1)
2021年03月(1)
2021年01月(1)
2020年11月(1)
2020年08月(1)
2020年06月(1)
2020年04月(1)
2020年02月(1)
2019年12月(1)
2019年10月(1)
2019年08月(1)
2019年06月(1)
2019年05月(1)
2019年02月(1)
2018年12月(1)
2018年10月(1)
2018年08月(1)
2018年06月(1)
2018年04月(1)
2018年02月(1)
2017年12月(1)
2017年10月(1)
2017年08月(1)
2017年06月(1)
2017年04月(1)
2017年03月(1)
2016年12月(1)
2016年10月(1)
2016年08月(1)
2016年07月(1)
2016年05月(1)
2016年02月(1)
2015年12月(1)
2015年11月(1)
2015年08月(1)
2015年06月(1)
2015年05月(1)
2015年02月(1)
2014年12月(1)
2014年10月(1)
2014年08月(1)
2014年06月(1)
2014年04月(1)
2014年02月(1)
2013年12月(1)
2013年10月(1)
2013年08月(1)
2013年06月(1)
2013年04月(1)
2013年02月(1)
2012年12月(1)
2012年10月(1)
2012年09月(1)
2012年07月(1)
2012年04月(1)
2012年02月(1)
2011年12月(1)
2011年10月(1)
2011年08月(1)
2011年06月(1)
2011年04月(1)
2011年02月(1)
2010年12月(1)
2010年10月(1)
2010年08月(1)
2010年05月(1)
2010年04月(1)
2010年02月(1)
2009年12月(1)
2009年10月(1)
2009年08月(1)
2009年06月(1)
2009年04月(1)
2009年02月(1)
2008年12月(1)
2008年10月(1)
2008年08月(1)
2008年06月(1)
2008年04月(1)
2008年02月(1)
2007年12月(1)
2007年11月(1)
2007年08月(1)
2007年07月(7)