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品質工学会誌(2015年4月号) |
2015年5月2日 05時36分 |
長野県品質工学研究会
2015年1月8日(木)、第9回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に示す事例発表および共通テーマについてディスカッションした。
【事例発表】
「品質工学実践交流大会での鶴田氏の講演内容について」 ((有)増田技術事務所 増田雪也)
2014年12月5日(金)に長野県塩尻市で開催された品質工学「実践」交流会にて、三菱電機(株)の鶴田明三氏に特別講演をお願いしたが、その講演内容について、再度研究会にてディスカッションした。再現性より改善を優先する考え方や直交表の使い方等、非常に参考になる内容であった。
【共通テーマ】
「オンライン品質工学について」
真円度測定器および振動試験機の定期点検&定期保全について、具体的な数値を入れて検討した。Aの数値をどう決めるかが難しく、そこがポイントになることがわかった。
2015年2月12日(木)、第10回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に示す事例発表および共通テーマについてディスカッションした。
【事例発表】
「静特性望目特性のSN比に関する問題提起」 (KOA(株)守谷敏、(有)増田技術事務所 増田雪也)
浜松品質工学研究会の鈴木真人氏から提案のあった静特性望目特性のSN比に関する問題提起について議論した。SN比の加法性および利得の再現性について、各自の意見を交換しあった。詳細については、鈴木氏を招聘し、議論を深めることとなった。
【共通テーマ】
「オンライン品質工学について」
長野県工業技術総合センターの試験機器について、損失関数を用いて最適な保守点検間隔を検討した。その結果、現状の保守点検間隔や費用について、改善点が見つかった。今後、試験機器が稼働しない際の損失や機器の機能限界について検討することとした。
((有)増田技術事務所 増田雪也 記)
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