NQES blog
NQESのホームページはこちらです。
新着アーカイブ
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年12月&2024年1月)
(2024/1/22 11:33)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年10月&11月)
(2023/11/27 10:14)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年8月&9月)
(2023/9/27 12:55)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年6月&7月)
(2023/7/25 08:05)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年4月&5月)
(2023/5/25 08:07)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年2月&3月)
(2023/3/21 09:53)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2022年12月&2023年1月)
(2023/1/21 09:54)

新着コメント
▼品質工学会誌(2006年8月号)
by サステナブル (02/25)
▼品質工学会誌(2008年4月号)
by 濱田 郁郎 (05/13)

新着トラックバック
新着トラックバックはありません

品質工学会誌(2009年12月号)
長野県品質工学研究会
 2009年9月17日(木)、第5回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に示す2つの事例発表および2つの共通テーマについてディスカッションした。
【事例発表】
(1)「オゾン水生成槽の最適化」((株)IHIシバウラ 浦野崇)
新型オゾン水生成槽の最適設計条件を求めた。開発の目的は、以下の2つである。
・必要濃度へ最短時間で到達すること
・必要濃度へ最小酸素で到達すること
2つの基本機能を設定し、標準SN比で解析を行った。
3つのノイズについて予備実験を行い、ノイズを調合した。
8つの制御因子をL18直交表に割り付け実験したところ、2つの基本機能で相反する最適条件が得られたため、必要コストで重み付けをし、望小特性で分析・チューニングを行った。
その結果、コストを考慮したうえで、必要濃度への到達時間を大幅に改善することができた。
また、ノイズによるばらつきも改善することができた。
(2)「タイトルおよび内容は会社都合により省略」 (サンスター技研(株) 大久保直樹)
【共通テーマ】→会員は以下の2テーマに分かれ、各テーマで1年間共通テーマに取り組んでいる
(1)「生キャラメルのパラメータ設計」
手作りの攪拌装置を用いて生キャラメルを試作し、制御因子としてどの様に活用できるか検討した。また、その他の制御因子で、何が適切かを判断する為、2点試作を行った。
作製方法は、標準レシピで行い、加熱後の攪拌時のみ攪拌速度を速い、遅いの2点で試作を行った。
試作した結果、攪拌速度を速くした場合、材料が吹きこぼれる事が判明した。よって、攪拌速度を制御因子とするのではなく、攪拌速度を一定にし、攪拌時間を制御因子とする事に決定した。
これらの結果より、制御因子は、牛乳(6因子)、生クリーム(3因子)、砂糖(3因子)、バニラエッセンス(3因子)、塩(3因子)、攪拌時間(3因子)とすることにした。L18直交表での実験を予定しており、もう1因子追加出来るが、何を追加するかアイデアを次回議論する。追加案が無ければ、上記因子で12月に18個作製する。
また、次回までに、官能評価のアンケート用紙を作製し、市販のキャラメルを2種類購入し、品質工学研究会メンバーで試食し、アンケート内容の妥当性を判断し、12月に作製したものでの官能評価アンケート内容を決める。
(2)「歩数計の機能性評価」
購入した7機種の歩数計の内、3機種について小規模な機能性評価実験を実施した。
■入力「実歩数:3水準(20歩、40歩、60歩)
■出力「歩数計の表示値」
■ノイズ「歩く速さ:2水準(速[120歩/分]、遅[84歩/分])、歩く人:3水準(A氏、B氏、C氏)」
測定したデータを解析し、次回までにSN比と感度を算出しておくことになった。
次回は、残りの4機種について同様な実験を行うことになった。

続きを読む...
 
コメント(0) / トラックバック(0)品質工学会誌の広場の記事

カテゴリー
活動報告(20)
お知らせ(1)
品質工学会誌の広場の記事(85)

月別アーカイブ
2024年01月(1)
2023年11月(1)
2023年09月(1)
2023年07月(1)
2023年05月(1)
2023年03月(1)
2023年01月(1)
2022年11月(1)
2022年09月(1)
2022年07月(1)
2022年05月(1)
2022年03月(1)
2022年01月(1)
2021年11月(1)
2021年09月(1)
2021年07月(1)
2021年05月(1)
2021年03月(1)
2021年01月(1)
2020年11月(1)
2020年08月(1)
2020年06月(1)
2020年04月(1)
2020年02月(1)
2019年12月(1)
2019年10月(1)
2019年08月(1)
2019年06月(1)
2019年05月(1)
2019年02月(1)
2018年12月(1)
2018年10月(1)
2018年08月(1)
2018年06月(1)
2018年04月(1)
2018年02月(1)
2017年12月(1)
2017年10月(1)
2017年08月(1)
2017年06月(1)
2017年04月(1)
2017年03月(1)
2016年12月(1)
2016年10月(1)
2016年08月(1)
2016年07月(1)
2016年05月(1)
2016年02月(1)
2015年12月(1)
2015年11月(1)
2015年08月(1)
2015年06月(1)
2015年05月(1)
2015年02月(1)
2014年12月(1)
2014年10月(1)
2014年08月(1)
2014年06月(1)
2014年04月(1)
2014年02月(1)
2013年12月(1)
2013年10月(1)
2013年08月(1)
2013年06月(1)
2013年04月(1)
2013年02月(1)
2012年12月(1)
2012年10月(1)
2012年09月(1)
2012年07月(1)
2012年04月(1)
2012年02月(1)
2011年12月(1)
2011年10月(1)
2011年08月(1)
2011年06月(1)
2011年04月(1)
2011年02月(1)
2010年12月(1)
2010年10月(1)
2010年08月(1)
2010年05月(1)
2010年04月(1)
2010年02月(1)
2009年12月(1)
2009年10月(1)
2009年08月(1)
2009年06月(1)
2009年04月(1)
2009年02月(1)
2008年12月(1)
2008年10月(1)
2008年08月(1)
2008年06月(1)
2008年04月(1)
2008年02月(1)
2007年12月(1)
2007年11月(1)
2007年08月(1)
2007年07月(7)