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品質工学会誌(2017年8月号) |
2017年8月21日 09時53分 |
長野県品質工学研究会
2017年5月18日(木)、本年度の総会および第1回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子・航空技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。
【総会】
平成28度の事業報告および平成29年度の事業計画が承認された。本年度の会員数は9(正会員:6、特別会員:3)である。開催日程は全11回を予定している。活動内容は、「事例発表(会員の持ち回り)」、「共通テーマのディスカッション」、「合同研究会」および「特別講演会」である。
【活動状況発表会】
新規加入検討企業3社に、第1回研究会を見学していただいた。研究会の様子や会員企業の品質工学の実践内容について、各会員が以下に示す紹介発表を行った。品質工学普及の苦労話や工夫など、気軽な雰囲気で紹介することができ、大変良かったと感じた。
・「長野県品質工学研究会の活動内容紹介」長野県工業技術総合センター 児野武郎
・「品質工学の普及方法について」(有)増田技術事務所 増田雪也
・「日精樹脂工業における品質工学の活用」日精樹脂工業(株) 荒井亮平
・「日本電産サンキョーの取組と反省」日本電産サンキョー(株) 中西徹
・「教育プログラムと最近の事例」KOA(株) 守谷敏
2017年6月8日(木)、第2回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子・航空技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に示す事例発表および共通テーマについてディスカッションした。
【事例発表】
「T法による長寿の要因分析(2回目)」 (長野県テクノ財団 岩下幸廣)
長寿の要因について、食事、運動等の要因から県別平均寿命の推定をT法で行ったが、要因が複雑で納得できる結果にならなかった。そこで要因整理の方法について再検討を行いほぼ納得できる予測式となった。だだし、整理の方法が難しく理解しにくい部分があったで、解りやすい説明が課題となった。
【共通テーマ】
新入会員向けの共通テーマについてディスカッションした。オルゴール等を題材にしたパラメータ設計などを今後検討していくことになった。
((有)増田技術事務所 増田雪也 記)
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