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品質工学会誌(2017年2月号) |
2017年3月3日 10時41分 |
長野県品質工学研究会
2016年11月10日(木)、第7回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に示す内容についてディスカッションした。
【事例発表】
「タイトルおよび内容は会社都合により省略」 (日本電産サンキョー(株) 中西徹)
【討論】
「MT法の項目診断について」 (日本電産サンキョー(株) 中西徹)
MT法の項目診断は、従来は2水準系の直交表に割付が行われているが、2項目の総当たりにより、マハラノビス距離(MD値)を求める方法を提案した。なお、同じ項目同志の組合せの時には一次元のMD値とした。求めたMD値を望大特性で表す事で、MD値を高くしている項目が示されるのでは無いか?という議論を行った。
【共通テーマ】
「MTシステム(T法)を使ってみよう」
ある加工事例についてMT法で解析を行った。完全には判別できなかったが、MD値が大きくなったサンプルについて、何が効いているかが明らかになった。
2016年12月8日(木)、第8回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に示す事例発表および共通テーマについてディスカッションした。
【事例発表】
「エグゼクティブ向け品質工学の紹介プレゼンを作ってみた」 ((有)増田技術事務所 増田雪也)
経営者向けに品質工学をわかりやすく説明する紹介プレゼンを作ってみた。パラメータ設計で重要なのはSN比で評価することであり、その結果として手戻りを防止できることがメリットあることを紹介した。
【共通テーマ】
「MTシステム(T法)を使ってみよう」
ある加工事例についてL18直交表実験を実施した。工数の関係上、ノイズは設定しなかったので、もっと工夫ができなかったかについて議論した。
((有)増田技術事務所 増田雪也 記)
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