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品質工学会誌(2015年10月号) |
2015年11月1日 09時59分 |
長野県品質工学研究会
2015年7月10日(金)、第3回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。浜松品質工学研究会や品質工学フォーラム埼玉で活躍されているアマノ(株)の鈴木真人氏に特別講演を依頼した。
【特別講演】
(1)「静特性SN比の問題提起」 (アマノ(株) 鈴木真人)
望目特性のSN比について、制御因子間の交互作用がない場合には、出力平均mには加法性があるが、SN比には加法性が成立しないのではないか、という問題提起について議論した。
(2)「FFT重心監視による異常信号監視システム」 (アマノ(株) 鈴木真人)
FFT処理したパワースペクトルの重心位置を監視することにより、MT法を用いて高精度な判別が可能となる。デモも交えてご紹介いただいた。
2015年8月20日(木)、第4回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に示す事例発表および共通テーマについてディスカッションした。
【事例発表】
「コマを使った品質工学の話題提供」 (タカノ(株) 中原健司)
L18直交表を使った場合と総当たり実験を行った場合の実験結果の違いについて報告した。制御因子の要因効果の傾向は一致したが、SN比と感度の1位の組合せと最適条件は一致しなかった。
総当たり実験のデータを使って、T法と回帰分析で、回転時間、SN比、感度を推定した結果の違いについて報告した。
9月に行われるコマ大戦に参加するためのコマの設計事例(品質工学とシミュレーション、3Dプリンタの活用)について紹介した。
【共通テーマ】
「品質工学学習教材 コマ実験セット」
コマ実験セットでのパラメータ設計について、誤差因子をコマをリリースする時の角度として実験を行った。N1はコマを直立させた状態でリリースし、N2は斜めの状態からリリースした。その結果、誤差因子として効いている傾向が得られた。
((有)増田技術事務所 増田雪也 記)
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