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品質工学会誌(2006年10月号)

長野県品質工学研究会
 2006年8月24日(木)、第3回研究会をKOA株式会社(長野県上伊那郡箕輪町)にて開催した。以下に示す3つの事例発表および共通テーマについてディスカッションした。
【事例発表】
(1)「LTCCのブレイクライン加工条件の検討」 (KOA(株) 守谷敏)
新入社員が教育プログラムの中で実施した事例である。LTCCとは、ガスセラミックスのことで、これを重ねた状態でブレイクライン加工を施し、焼成を経てブレイク加工をする。出力はブレイク加工をした時のバリやカケの寸法を望小特性で評価した。15db程度の利得が得られ、再現性は良好であったが、バリやカケは品質特性であるので、ブレイクする時の加工エネルギーなどで評価した方が良かったのではという意見が出された。
(2)「Excelでできるパラメータ設計入門」((有)増田技術事務所 増田雪也)
パラメータ設計による開発を支援するために作られたExcelファイルの紹介である。このExcelファイルでできることは、予備実験結果のグラフ化、L18直交表への割り付け、SN比と感度の計算、補助表の作成、要因効果図の作成、工程平均の推定、利得の再現性の確認などである。初心者でも抵抗なく活用できるように、直感的に操作できる工夫をした。
(3)「『実践タグチメソッド』の書評」(新光電気工業(株) 野川和幸)
2006年6月に日科技連より出版された『実践タグチメソッド』の書評をした。全体的には、「タグチメソッドを実践する上で躓きやすいところがコラムなどで紹介されている」、「計算と手順の説明がとてもわかりやすい」、「活用する場面をイメージできるのでやる気が出る」という感想が聞かれた。
【共通テーマ】→会員は以下の3テーマに分かれ、各テーマで1年間共通テーマに取り組んでいる
・「パラメータ設計でゴルフのパターを作る」
パターマシンを設計し、メンバーで審査をした。次回の研究会では、実際にパターマシンを作成することになった。なお、パターマシン作成費用は、研究会から出費することになった。また、パターの理想機能および誤差因子について継続して検討していくことになった。
・「MT」
今年度の活動テーマの選定について議論した。議論の結果、今年度のテーマは「足裏判別2」にすることになった。この内容は、「圧力計測マット上を靴下やスリッパで歩行してもらい、測定された時系列データから、MTシステムを用いて人の判別(認識)を行ってみよう」というものである。どんなセンサを用意して、どんな条件でどんな方法でやろうかといった事も一部議論した。
・「モータの電力評価」
ラジコンカー用の540モータについて、インターネット上で調べた結果をディスカッションした。同じタイプのモータであるが、トルク重視や回転数重視などの仕様があることがわかった。また、値段も2〜3倍の差があることがわかった。次回の研究会では、5種類のモータを購入し、電力や回転数などの測定をすることになった。

2006年12月22日(金)に、オンライン品質工学に関する特別講演会を開催することになった。講師はセイコーエプソン(株)の石丸節男氏である。石丸氏は、第12 回品質工学研究発表大会においてオンライン品質工学の活用で実行委員長賞を受賞された方であり、実務に関する貴重なお話が聞けると期待している。((有)増田技術事務所 増田雪也 記)


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