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品質工学会誌(2010年12月号) |
2010年12月15日 14時50分 |
長野県品質工学研究会
2010年9月16日(木)、第5回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に示す1つの事例発表および2つの共通テーマについてディスカッションした。
【事例発表】
(1)「オゾン殺菌装置のプログラムチェック」 ((株)IHIシバウラ 浦野崇)
内容は会社都合により省略
【共通テーマ】→会員は以下の2テーマに分かれ、各テーマで1年間共通テーマに取り組んでいる
(1)「電気回路のパラメータ設計」
前回の実験で、ホイートストンブリッジが作れることがわかった。そこで、今回は信号、誤差、制御の各因子の検討をした。信号は未知抵抗とするが、別の測定機にて抵抗値を測定して真値とする。誤差因子は、未知抵抗の温度とする。制御因子はホイートストンブリッジを構成する抵抗の値や抵抗の精度、電源の種類、検流計or電流計などを考えた。次回は実験がやりやすいように回路を組んで、実験を開始する。
(2)「紙飛行機のパラメータ設計」
前回折りあげた36機の紙飛行機を飛ばし、飛距離のデータを取った。入力は、輪ゴムを伸ばした量を3水準(10、13、16mm)設定した。次回は確認実験を行う予定である。
2010年10月21日(木)、第6回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に示す2つの事例発表についてディスカッションした。共通テーマについては、時間の都合上、実施しなかった。
【事例発表】
(1)「圧力センサ開発における評価方法の検討」 (タカノ(株) 中原健司)
現在、圧力センサの開発を行っている。社内では新しい分野になるため評価方法が確立されていない。そのため、品質工学手法を用いて技術の評価ができないか検討した。
基本機能は、入力を荷重、出力を抵抗値とした。制御因子は、圧力センサの材料や形状等を取り上げた。誤差因子は、ヒステリシス、劣化、製造上の誤差を取り上げた。その結果、出力値(抵抗値)バラツキの少ない制御因子の組合せを見つけることができ、SN比を使った圧力センサの評価方法を確立することができた。
(2)「タイトルおよび内容は会社都合により省略」 (サンスター技研(株) 大久保直樹)
((有)増田技術事務所 増田雪也 記)
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