NQES blog
NQESのホームページはこちらです。
新着アーカイブ
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2024年8月&9月)
(2024/9/27 09:14)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2024年6月&7月)
(2024/7/28 08:51)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2024年4月&5月)
(2024/5/27 16:12)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2024年2月&3月)
(2024/4/3 10:22)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年12月&2024年1月)
(2024/1/22 11:33)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年10月&11月)
(2023/11/27 10:14)
▼長野県品質工学研究会の活動報告(2023年8月&9月)
(2023/9/27 12:55)

新着コメント
▼品質工学会誌(2006年8月号)
by サステナブル (02/25)
▼品質工学会誌(2008年4月号)
by 濱田 郁郎 (05/13)

新着トラックバック
新着トラックバックはありません

品質工学会誌(2010年4月号)
長野県品質工学研究会
 2010年1月21日(木)、第9回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に示す2つの事例発表および2つの共通テーマについてディスカッションした。
【事例発表】
(1)「タイトルおよび内容は会社都合により省略」 (タカノ(株) 中原健司)
(2)「標準SN比について」 ((有)増田技術事務所 増田雪也)
入力と出力の関係が非線形な場合、ゼロ点比例式では解析ができない。そのような場合は、非線形な関係でも対応可能な標準SN比が用いられる。しかし、「標準SN比は難解」という印象があり、あまり活用されていないようである。そこで、標準SN比の内容について簡単に紹介した。
【共通テーマ】→会員は以下の2テーマに分かれ、各テーマで1年間共通テーマに取り組んでいる
(1)「生キャラメルのパラメータ設計」
以前行った市販キャラメルの官能評価(予備実験)結果について、メンバー(守谷敏氏)の作成した評価ファイルの内容を確認し、これに沿って感度の評価を進めることになった。
全体的な経過としては以下の通りである。
■実験条件の決定
・制御因子:生クリーム、牛乳、砂糖、塩、バニラ
・誤差因子:キャラメル温度(冷蔵庫からの取り出し時間)
・評価法:試食アンケート(5段階評価)を感度で評価(+T法?)
■予備実験の実施
・試作による制御因子、誤差因子の影響有無の確認
・市販品試食アンケートによる評価法の確認
次回は、実際にキャラメルを作って評価を行う予定である。
(2)「歩数計の機能性評価」
振動試験機を用いて評価を行った。振動試験機のスペックの関係上、5Hzで実験を行った。その結果、振動試験機では歩行状態を再現できないことが判明した。5Hzでは速すぎて、正しく計測できないのが原因と考えられるため、実験装置を工夫することにした。次回は、しゅう動性シミュレータを用いて実験することになった。
 2010年2月6日(土)、品質工学合同研究会をラフレさいたま(埼玉県さいたま市中央区新都心)にて開催した。合同研究会とは、品質工学フォーラム埼玉(埼玉)、北陸品質工学研究会(富山、石川、福井)、山梨県品質工学研究会(山梨)、長野県品質工学研究会(長野)の合計4地区の地方研究会が、年1回各研究会持ち回りで開催しているイベントである。今回の合同研究会の内容については、品質工学フォーラム埼玉から詳しい内容の報告があると思うが、「新しい品質工学教材を使った実験」など非常に充実した内容であった。なお、2010年度は山梨での開催を予定している。

 2010年2月18日(木)、第10回研究会を長野県工業技術総合センター精密・電子技術部門(長野県岡谷市)にて開催した。以下に示す事例発表、報告協議事項および2つの共通テーマについてディスカッションした。
【事例発表】
(1)「生キャラメル班活動報告」 (サンスター技研(株) 大久保直樹)
共通テーマとして実施している「生キャラメルのパラメータ設計」について、今までの活動内容が報告された。
【報告事項】
「品質工学合同研究会報告」
2010年2月6日(土)に埼玉県で開催された品質工学合同研究会について、出席者から報告があった。
【協議事項】
2010年3月に開催予定の「品質工学導入セミナー」(主催:財団法人長野県テクノ財団、共催:長野県品質工学研究会/長野県工業技術総合センター)において、研究会会員の事例を発表する件について協議した。その結果、2つの事例を発表することになった。
【共通テーマ】→会員は以下の2テーマに分かれ、各テーマで1年間共通テーマに取り組んでいる
(1)「生キャラメルのパラメータ設計」
品質工学実験計画については、制御因子として設定できる材料が、主材料3種類+添加剤となる為、実験効率も考慮し、L9直交表に割り付けて実験を行った。制御因子として、牛乳、生クリーム、砂糖それぞれ3因子、添加剤として、塩、バニラエッセンス、添加剤なしの3因子とし、生キャラメルの作製を行った。
当日、研究会参加者にL9直交表実験で作製した生キャラメルの官能評価(冷蔵庫取り出し直後、冷蔵庫取り出し30分後)を行った。
生クリームの種類によっては、特異な味になっているとの感想もあり、L9直交表実験での味や色の違いが見られた。評価結果を集計し、次回の研究会にて確認実験を実施し、利得の再現性の検証を行う予定である。
(2)「歩数計の機能性評価」
加振機の代わりにしゅう動性シミュレータを用いて、歩数計に大きな振幅を与えて機能性評価実験を行った。誤差因子は、「歩数が多くカウントされる条件(歩行スピード:速、姿勢:直角)」と「歩数が少なくカウントされる条件(歩行スピード:遅、姿勢:45deg)」で調合した。次回はその結果を集計し、今年度のまとめを行うことになった。
((有)増田技術事務所 増田雪也 記)
 
コメント(0) / トラックバック(0)品質工学会誌の広場の記事
コメントを書く
名前
MAIL
URL
本文
コメント
トラックバック

カテゴリー
活動報告(24)
お知らせ(1)
品質工学会誌の広場の記事(85)

月別アーカイブ
2024年09月(1)
2024年07月(1)
2024年05月(1)
2024年04月(1)
2024年01月(1)
2023年11月(1)
2023年09月(1)
2023年07月(1)
2023年05月(1)
2023年03月(1)
2023年01月(1)
2022年11月(1)
2022年09月(1)
2022年07月(1)
2022年05月(1)
2022年03月(1)
2022年01月(1)
2021年11月(1)
2021年09月(1)
2021年07月(1)
2021年05月(1)
2021年03月(1)
2021年01月(1)
2020年11月(1)
2020年08月(1)
2020年06月(1)
2020年04月(1)
2020年02月(1)
2019年12月(1)
2019年10月(1)
2019年08月(1)
2019年06月(1)
2019年05月(1)
2019年02月(1)
2018年12月(1)
2018年10月(1)
2018年08月(1)
2018年06月(1)
2018年04月(1)
2018年02月(1)
2017年12月(1)
2017年10月(1)
2017年08月(1)
2017年06月(1)
2017年04月(1)
2017年03月(1)
2016年12月(1)
2016年10月(1)
2016年08月(1)
2016年07月(1)
2016年05月(1)
2016年02月(1)
2015年12月(1)
2015年11月(1)
2015年08月(1)
2015年06月(1)
2015年05月(1)
2015年02月(1)
2014年12月(1)
2014年10月(1)
2014年08月(1)
2014年06月(1)
2014年04月(1)
2014年02月(1)
2013年12月(1)
2013年10月(1)
2013年08月(1)
2013年06月(1)
2013年04月(1)
2013年02月(1)
2012年12月(1)
2012年10月(1)
2012年09月(1)
2012年07月(1)
2012年04月(1)
2012年02月(1)
2011年12月(1)
2011年10月(1)
2011年08月(1)
2011年06月(1)
2011年04月(1)
2011年02月(1)
2010年12月(1)
2010年10月(1)
2010年08月(1)
2010年05月(1)
2010年04月(1)
2010年02月(1)
2009年12月(1)
2009年10月(1)
2009年08月(1)
2009年06月(1)
2009年04月(1)
2009年02月(1)
2008年12月(1)
2008年10月(1)
2008年08月(1)
2008年06月(1)
2008年04月(1)
2008年02月(1)
2007年12月(1)
2007年11月(1)
2007年08月(1)
2007年07月(7)